忙しすぎてろくにご飯も食べている時間がない現代の皆様へ。
本日は「価格が低く、栄養価も低い」焼きそば調理のアイデアを提供したい。
誰もが一度は考えたことがあるけどお母さんに叱られるのでやったことがないアレ。
焼きそばをラーメンスープに入れる行為を行った。
食せる。調理済みの蒸し麺であるので大丈夫だ。
つまりレンチンで温めてそのままスープに突っ込めば完成なのでは、と初めに考えた。
しかし、Google先生は知っている。まずいということを。
なんといっても麺に油が絡めてあり(麺を焼いた時にくっつきにくくするため)コレがまずいらしい。
なるほど。
麺に付いた油がまずいらしく、これを落とすために「茹でる」という手法があるようだ。
しかし私は考えた。ただでさえ「焼く」ために用意されている麺。柔らかめに作ってあるはずだ。これを茹でたらどうなるか?
想像しただけでも忌まわしい。
焼いていくことにした。
材料を紹介する。
なんと100円を切った。多分税込みで100円を切った。
ただ、こう見るとスープが高いような気がするのだが、抜け目なくスープも一番安いものを買っている。
ちなみにこのセントラル製麺のやきそば麺だが、この値段で圧倒的にクオリティが高く、やきそばを作るならお気に入りである。
まず、麺は袋を切る前に解す。
私がやろうとしていることは解せないかもしれないが、麺は解す。
次にラーメン皿を用意する。
今回はラーメンなのでラーメン皿以外は外道だ。
あ、スープを絞る写真を忘れた。申し訳ありませんでした。
フライパンには僅かにオリーブオイルを引いた。
麺に油が入っているのでいらないかもしれない。火はMAX。
いえっぽー!
完成。
できるだけシンプルな調理にしたかったのだが、ネギだけきってしまった。申し訳ありません。
普通にスープが美味い。てかこのスープうまい。
残念だが麺は柔らかく、油でコーティングしてあるせいかスープが絡まない。
これほどスープが絡まない麺は初めてだ。
正直言って、スープが美味しいから普通に美味しいのだが食堂でお客の要望で仕方なく出しているラーメンの麺よりイマイチだ。
これならちょっと小腹が空いたときには丁度いい感じではある。
一つ気づいた。あつあつのフライパンで焼いているので麺が香ばしい。
なんというか煙っぽい。
これが男の味といえば味だ。
この料理の良さはこれぐらいだ。
麺に油が絡めてあることだけに気が取られて思いつかなかったが、そもそも焼きそばは「焼いて固くなる前提で柔らかめ」にしてあると思う。
それでスープに入れて柔らかいと嘆くなら初めからもっと焼きを入れて固くしてやればよかったのでは?と考えた。
というかそもそも焼きラーメンというのがあるらしい。
大学の食堂でよく食べた安っぽい変な味の(トマト味とかあった)ラーメンが懐かしく思えた。あれがまた食べたくなった。
あれはそこら辺のスーパーで申し訳ない程度に売ってるラーメンの麺みたいな麺が思いの外スープに絡んで美味しかった。
そんな懐かしさを思い出させてくれる味だった。
やっぱりカップ麺で良いと思った。
あと、食べた後の胃もたれが半端ない。
本日は以上になります。