次のような映像を作る。
シーンの切り替えの間に挟むトランジションとして使える。
次の映像を参考にして制作させていただいた。
動画内の解説は簡易的であり、動画内のショートカットキーがバージョン2.91では作用しないためぜひこの記事も参考にしてほしい。
2D風にシーンを設定する。
テンキー7
で上からの視点に変更ctrl+alt+テンキー0
で視点をカメラに設定レンズ
> タイプ
を「平行投影
」に設定ctrl + A
から平面を追加sキー
を使ってカメラより大きいサイズへ変更Tabキー
で編集モードへ
kキー
でナイフツール
左下と右上(近づけるとスナップする)をそれぞれクリック
スペースで確定
この三角形2枚を移動することによりシャッターのような効果を出したい。
しかしこれだとまだ単一の平面のままなので、この2枚を分割する。
これで2つの平面オブジェクトに分割されて三角形が別々に移動が可能に。
iキー
で「位置」をキーフレームにする(移動していない状態)gキー
でをカメラ外に配置して同じくiキー
で「位置」をキーフレームに設定(2つとも設定する)iキー
で2つの平面の「位置」をキーフレームあまり正確な位置にこだわらなくともオレンジ色の点を合わせればだいたいしっくりくる。
気になるならgキー
からctrl
を押しながら移動でグリッドにスナップさせるのも良い。
shift+a
でエンプティから「十字」を追加shift
を押しながら三角形を2つ選択し更にその後エンプティを選択ctrl+p
> オブジェクト
で三角形の親がエンプティになる親子関係を付ける場合、shiftキーを押しながら複数選択していくが親は一番最後に選択するルール。
この状態になればエンプティが親になっているので、エンプティを移動するとアニメーションごと相対的に移動できる(位置を移動してもアニメが崩れない)
※上はあくまで参考なのでこの作品を作る目的では動かさないこと
+キー
> 新規
ボタン > サーフェス「放射
」の順に選択シャッター1枚だとさみしいので何枚かでアニメーションするために複製する
階層を選択
」をクリックこれをクリックするとエンプティに紐付いている子オブジェクトも全て選択される
エンプティだけ複製しても意味がないのでこのように纏めて複製する
もちろんshift
で一つずつ選択しても良い。
shift+d
で三角形とエンプティの親子を複製zキー
でz軸の移動にのみ固定し、最初の平面より少し下側でクリックして複製を確定この状態になるとアニメーションごとコピーされているので両方のシャッターが開くのだが、完全に一致しているので視覚上変化がない。
そこで下に配置したシャッターのアニメーションをを遅らせることで変化を作る。
同じ色だと味気ないので色に変化を付けている
複製したオブジェクトはマテリアルが共有されている。
共有を解除して新しくマテリアルを設定する方法を別記事にしたのでわからなければ参照のこと。
以上の作業を繰り返してお好みの層にする。色も変更。
アニメーションをズラすのも忘れずに。
レンダリングする前にレンダープロパティからブルーム
にチェックを入れた。
このタイプはモーションブラーはチェックしないほうが輪郭がキリっとして良いかと思う。
またカラーマネジメントをFilmicのままで出力してしまったが、このタイプは標準のほうがよさそうだ。
また反転アニメーションも入れているが別記事にて。