ZBrushではBlenderのようなスナップ機能がない。
スナップとは1こ目のジオメトリの面と、2個めのジオメトリの面の位置をピタッとあわせて美しくくっつける方法。
Blenderにはある。別記事で秒で理解できるので読んでもらえたら嬉しい。
【Blender】秒で解説!面と面をくっつける! | 謎の技術研究部
今回2022で新しく追加されたAlign
の機能を利用して無理やりこの機能をシミュレートしているだけである。
つまり、恐らく運営が想定している使い方ではない。
そしてこの方法は視点に対し90度角の吸着しかできないので注意。
また少々面倒だが、よければ読んでもらいたい。
まずは Subtool
> Append
から Plane3D
を選んで追加しておく。
これを今回は上面に並行にして配置
重要:カメラを真正面にする(Plane3D
は板ポリなので正面では見えない)
※Align
機能がカメラベースに整列されるため
まずは上のキューブは非表示にする
次に下側のキューブのサブツールをアクティブにして
Subtool
> Align
> Align Top Edges
(左下ボタン)をクリック
これは
キューブを動かさず、Plane3Dをキューブの頭にくっつけた
という作業である。
上のようにPlane3D
が重なった状態になる。
※Render
> Show Coplaner
という機能を利用するとピッタリ重なっている面が赤で表示できる。
今度は
※Aline
が選択されたサブツールを基準に動作するため
Align Bottm Edges
をクリック
完成!!(Plane3Dは消去してOK)
試してははいないが次のようなスクリプトを使ったほうが早いかもしれない。
複雑な吸着はGoZを使ってBlenderで作業して返すのもありかと思う。
また、サブツール1コだけの移動でサイズが変化しても良いのであればインサートメッシュ化して使うという方法もなくはない(インサートメッシュは面にくっつけて出せる)
Blenderの機能実装やユーザーの呟きから私が予想すると、意外に沢山の人がこの吸着機能を欲しがっていると思われる。
将来的に考えればもっと簡単にドラッグドロップで吸着できる機能がいずれ実装されるとは思うが、今はこの裏技を試してみてはどうだろうか。
※既に吸着する機能が実装されており、私がそれを知らないだけの場合は申し訳ない。