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【 ComfyUI基礎シリーズ 】
画像はi2iで使う場合のみならずコントロールネットで使う場合などなど、必ず覚えておきたい基礎となる。
基本はLoad Image
を使う。
何気に読み込んだ履歴が保存されるのが便利。
ただしこのノードは1枚の画像しか読み込めない。
マスク用の出力があるが、次で解説しているのでこちら。
基本のノードだけでは使いにくい。
ComfyUI-VideoHelperSuite
に画像読み込み系のノードが含まれている。
こちらも非常に有名なカスタムノードが多数含まれているのでぜひインストールしておきたい。
ComfyUI ManagerでそのままComfyUI-VideoHelperSuite
で検索してインストール。
ComfyUI
は1枚の画像だけではなく複数の画像をまとめて一気に読み込んで使うことができる
Load Images (Upload)
を使うとフォルダ読み込みのUIから指定してまとめて読み込める。
こちらの数値をあげるとこの枚数以上は読み込まない。
詳しく検証していないが恐らく名前順でソートしたときの先頭から順番。
読み込みをスキップする枚数を指定する。
例えば 00.png ~ 99.png
があった場合、ここに3を入れると03.png
からスタートして読み込まれる
ここに数値を入れるとこの数値分毎回スキップして飛び飛びで読み込めるようだ。
明確に調査していないので使うときには別途調べてもらえたらと思う。
Load Images (Path)
を使うとディレクトリのパスをコピーしておいて、そのまま貼り付けて使える。
Load Images (Upload)
は読み込んだディレクトリが履歴に保存されるのがメリットだが、パスを貼り付けられない。
私はPath
で読み込むこちらをよく使っている。
次のノードを使えばmp4などのビデオ形式も1枚1枚の画像としてまとめて読み込める。
使い方は上に同じ。
ComfyUI
側のバッチループを使う場合に使えるノードがここに含まれている。
バッチとは次の機能
ComfyUIではこの数値を入力してQueue Prompt
を実行すると、この回数全体のノードが再実行される。
つまり「一気に画像を読み込んで一気に処理」ではなく「バッチループごと1枚ずつ読み込んで1枚ずつ順番に処理」のときに便利。
数百枚以上同時に扱うとメモリオーバーになってしまうため、動画勢の私はよく扱う。
Load Image Batch
(検索にもスペースが必要なので注意)こちらのmodeをincremental_image
にすることで上記のバッチごとに1枚ずつ読み込みが可能。
path
にパスを入れておく。
他のパラメタに関してはここでは解説せず。デフォルトで使用可能。
私の知る限りこちらのノードは1回の処理でフォルダの内容を全て読み込む機能はついていないようなので使い分ける。
画像の読み込みに関してはこれだけあれば殆ど事足りると思う。
他にも私の知らない読み込み系の便利なノードがあるかもしれないので、その場合は別途記事を書ければと思う。